帰宅時間が遅い日はこうして小腹を満たす
油と砂糖が少ない、デンプン質のものを夕方にとっておく
帰りの時間が遅くなるときは社食や会社の近くの定食屋に行って夕食を済ませておくとよい、と言いましたが、それは無理だという人もいるでしょうし、夕食は自分の家でゆっくり食べたいという人もいるでしょう。
そういった人におすすめなのは、夕方に腹持ちのよいものを軽く食べておくことです。しっかりと1食とるのではないのですが、夜の食事に向けて空腹になりすぎないように、夕方のうちにほどほどに食べておこうというわけです。そこで、何が適当なのかというと、おにぎりや海苔巻きなどでデンプン質をとることです。こうしておけば、夜遅くに家に帰って何か食べるとしても、油っこくない軽い食事で足りるのです。お酒を飲む人なら、1杯軽く飲んで、おつまみを食べるだけでじゅうぶんでしょう。デンプン質の候補としてはお弁当も考えられますが、コンビニエンスストアのお弁当では油だらけになりがちです。
現状は、多くの人が缶コーヒーやお菓子で小腹を満たしていると思います。「家に帰ってから食べるのだから、あまりしっかりしたものは食べないでおこう」という考えは間違っていないのですが、その結果、砂糖が入ったものを食べがちです。しかも、たいしてお腹にたまらないものだから、家に帰ってドカンと食べてしまうのです。缶コーヒーやお菓子を全否定するわけではないのですが、毎日夕飯がお菓子ではひどすぎるので、たまにしておきましょう。仕事の合間に、ホッと一息つくために甘いものが食べたくなることはよくありますが、それであれば、適当なのはせいぜい夕方の4時頃までです。
小腹が空いたからといって、簡単に甘いお菓子類に手を出さないことが必要で、自分がいつ何を食べているのかを自覚することが大事です。
おやつを常備しておく
小腹が空いたときに口に入れるものをいつでも買いに行けるという人はいいですが、当然仕事中に外出できないという人もいると思います。そんな人は、数日は保存しておくことができて、簡単に食べられるものを買い置きしておくとよいでしょう。
意識するのは、デンプンが多くて、油と砂糖が少ないものです。おすすめなのは、シンプルなおせんべい類や、むき甘栗、乾燥芋などです。むき栗や乾燥芋は決しておしゃれな食べものではありませんが、小分けパックになったものもあるので便利です。また、保存は難しくなりますが、バナナもおすすめです。飲みものなら、やはり砂糖が入っていないもので、日本茶や紅茶、コーヒーならブラックがよいです。