夜遅くに食べるなら自炊するより定食屋へ行く

現代人の夕食が夜食の時間になってしまったことで、これまでの食生活の常識を変えなくてはならなくなりました。夕方の6時や7時に食べていた内容と同じものを夜の10時過ぎに食べていると、たいがい体調を崩し、さらにさまざまな病気の原因となってしまうからです。
一番の問題点は、昼食から夕食(夜食)までの時間が10時間近くも開いてしまうためにかなり空腹になり、夜食に油っこい食事をドカンととってしまうことです。寝る前に油たっぷりの食事をとることで胃に負担がかかり、睡眠の質が落ちたり、食べものを消化しきれないため朝起きると胃がもたれたりしています。

近所の定食屋を上手に利用する

では、こういったことを防ぐにはどうしたらよいのかというと、まず、理想的なのは、夕食と呼べる時間にしっかり食事を済ませることです。こうすれば、よほど空腹にならない限り、夜遅くに食べる必要はないわけです。もし、社内に食堂があるなら、そこで食べてしまうのがおすすめです。
社内に食堂がなければ、会社の近くに定食屋をみつけておくとよいでしょう。残業することなどがわかっていて、夕方6時や7時に仕事を中断し外出できるのであれば、定食屋で文字どおり夕食をとります。そして、夜遅くに家に帰って、もし小腹が空いたら、文字どおり軽い夜食をとればよいのです。

また、仕事で夜遅くなった場合には、帰りがけに定食屋に寄って夕食をとるのもよいです。外食するよりも自炊したほうが健康的だと考えるかもしれませんが、食事の時間を考えれば必ずしもそうではありません。例えば1人暮らしの人が夜9時過ぎに帰宅して疲れた体で食事をつくり、10時過ぎにドカ食いをするくらいなら、定食屋で食べてきたほうが、体が楽だし健康的です。これが、食事時間を考えた場合の新しい食生活です。
最近は、体のことを考え、ヘルシーなおかずを出してくれる定食屋もありますから、会社や最寄りの駅の近くなどで、そうしたお店をみつけておくのがよいでしょう。

朝の電車で爆睡してしまう人は夕食を見直そう

朝の通勤電車に乗るとどうしても寝てしまうという人、いませんか?しかも、それはうとうとではなく、爆睡です。
これは、夜の食事がうまくとれていない典型的な状態です。夜遅くに食べたものが消化していないうちに寝てしまっていて、そのまま放っておくと病気になってしまう可能性があります。朝の爆睡は病気の初期症状ともいえるので、電車の中でどうしても寝てしまう人は、すぐに自分の夕食を見直したほうがよいです。

PR