外食で気をつけたいこと

たとえば、一人暮らしをしている人なら、食事はほとんど外食で済ませている、という人もいると思います。それが悪いということではありませんが、そういった人は、体に害にならない食事を心がけるとよいでしょう。日常的に、夜遅い時間に外食をしている人は特に、入る店を選んだり、体によいメニューを選びましょう。

外食する時に気をつけたい5つのこと

  1. 換気扇が汚れている店は避ける
  2. 慌ただしい様子の店は避ける
  3. 味の濃い調味料を使ったメニューが多い店を避ける
  4. 煮ものや和えものがある店を選ぶ
  5. ヘルシーという言葉に惑わされない

換気扇が汚れている店は避ける

換気扇が汚い店は、ズバリ、揚げもの、炒めものなど油を多く使っている店です。店の外から必ず換気扇が見えるとは限りませんが、可能ならチェックしましょう。換気扇の汚れは、私たちの血液や胃腸の汚れにつながると考えましょう。また、換気扇の掃除を怠っている店というのは仕事に対するプライドが低く、おいしい料理や健康への関心も低いことがうかがえます。

慌ただしい様子の店は避ける

店に入る時に、店のつくりや雰囲気を確認しましょう。食事の内容はもちろん重要ですが、店内の様子も大切です。慌ただしくて落ち着けそうにない店では早食い傾向になり、消化に良くないし、早食いになると濃い味を欲するようになります。それは、わずかしか舌に触れなくても味を感じることができるからです。働いている人は、昼食なら時間が限られているでしょうから、慌ただしい店で食べるのも仕方ないかもしれませんが、せめて夕食は、落ち着いた環境で食べましょう。

味の濃い調味料を使ったメニューが多い店を避ける

味の濃い調味料というのは、マヨネーズやソース、ケチャップのことです。これらの調味料を多く加えることで、素材があまり良くないことを補い、私たちの味覚を満足させようとするのです。あまり良くない品質の素材に油や調味料を多く使っているのは、定食屋でもファミレスでも居酒屋でも同じです。

煮ものや和えものがある店を選ぶ

定食屋や居酒屋は、店のメニューを見るだけで良い店とそうでない店を見分けることができます。ポイントとなるのは野菜料理の種類で、野菜の煮ものや和えもの、おひたしが充実している店は、素材や料理人の腕が良いと判断できます。こういったメニューでは素材の質をごまかすことができないからです。また、油の摂りすぎにも注意できます。

ヘルシーという言葉に惑わされない

世間では、「ヘルシー」という言葉がもてはやされ、オーガニックや自然食品、マクロビオティックなどをうたったレストランも増えています。
「マクロ」や「ベジ」などの文字が入ったレストランの場合、素材に肉や魚はほとんど使われていません。そして、野菜は多いのですが、サラダ、揚げものや炒めもののように、油をたくさん使ったメニューが少なくありません。動物性タンパク質を摂らない分、油でカロリーを埋め合わせ、満足感を得るようにされています。
ヘルシー志向の人は、オリーブオイルや植物油が体にいい、炭水化物は摂らないほうがいい、といった情報がメディアで取り上げられるとそれらをうのみにしてしまいがちです。

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