お惣菜を買うときに注意すること

経済的なことを考えると毎日外食するのは控えよう、ということで、代わりにスーパーやコンビニなどでお惣菜やお弁当を買い、家で食べる人が増えているようです。
夜遅くに仕事で疲れて帰ってきて、それから自分で食事の用意をするというのは大変ですから、お惣菜を利用するのもいいですが、自分でつくったものではないので安全性が気になる、ということもあるでしょう。
そこで、お惣菜を買うときに気をつけるといいことを紹介します。

パッケージの食品表示をよく見て買う

夜遅い時間で寝る前ですから消化のことを考えて、なるべく油っこいものを控えるのが前提です。そして、特に次に挙げる2つのことに注意しましょう。

  1. 食品表示にたくさん書かれているものは選ばない
  2. 本来の形がわからないものは選ばない

例えば、焼き海苔の食品表示を見てみると、そんなにたくさんの文字が書かれていないことがわかります。それがカニかまだと、文字はたくさん書いてあります。材料として書かれている文字の数が少なくて、形がわかるもの、これがポイントです。みかんがジュースに加工されていたら、イワシがつみれに加工されていたら、何が入っているかわかりません。つまり、食品が加工される段階で、私たちの健康な体にとって良くないさまざまな食品添加物が入れられているのです。
ですから、こういった食品を選ばないこと、少なくとも、着色料、香料、防腐剤は避けたいところです。

ただし、そのひとつの加工食品の中に入っているものすべてを私たち消費者が見分けることはできないのが現状です。ポテトサラダを例に挙げると、それをつくった業者は、じゃがいも、きゅうり、コーン、ハム、マヨネーズといった表示は必要ですが、ハムやマヨネーズに何が使われているかについての表示義務はないのです。

練り製品はなるべく避ける

ちくわやかまぼこ、はんぺんなどの練り製品には、保存を利かせるために大量の保存料が添加されています。練り製品はもともと、魚が大漁に獲れたときにそれを保存するための方法として発達したものです。昔、冷蔵庫が無かった時代には魚をすり身にして保存していたのですが、そのままではすぐに悪くなってしまうため、竹の棒に巻きつけて焼いて、腐るのを防いだのです。
練り製品は、保存料の添加はもとより、最近では、聞いたこともないような名前の魚肉が使われていたりするので、なるべく避けたほうがよいかもしれません。

練り製品といえば、おでんや煮ものによく使われていると思いますが、これらの料理は油が少ないこともあり夜のお惣菜としては重宝するので、食べるときには具材を吟味すればよいでしょう。

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