夜遅い時間の食事には何を食べたらよいか

2019年4月26日

帰宅時間が遅い日の夕方には職場で軽くデンプン質のものを食べておくとよいといいましたが、それでは、家に帰ってから食べるのはどんなものがよいのでしょうか。
お酒を飲まない人は、おかずになるものをちょっとつまむだけ、というわけにはいかないでしょうから、ご飯のようなデンプン類(炭水化物)も摂りたくなるでしょう。それでも、翌朝の調子のことを考え、ご飯を食べるなら、少量にしておいたほうがよいです。
ご飯の量を少なくしても満足できる方法は、水分で全体の量を増やすことです。お茶漬けやお粥などにして、ご飯の絶対量を減らしましょう。

翌朝のことを考え、消化のよいものを食べる

夜の遅い時間に食べるのには何がよいのかを考えるときのヒントは、病気になったときの食事を思い出すことです。夜10時を過ぎると胃や腸はうまく働かなくなるので、病気になったときと似たような状態だと考えられます。そうすると、まさにお粥はぴったりなメニューです。体が弱っているときや、胃が疲れているときにやさしいお米の食べ方といえます。ただ、お粥だと作るのに時間がかかるので、簡単にできるものとしたらお茶漬けのほうがいいですね。
また、めん類なら、そうめんがおすすめです。細くてやわらかいめんは噛まなくても食べることができます。体や胃が疲れてくると、人間は本能的に噛まなくてもいいものを欲します。ご飯は食べにくくても、そうめんなら噛まなくても入るので、夜遅くなって疲れて帰ってきたときの食事には適しているといえます。

こういったデンプン質に加え、おかずは野菜と魚を中心とした油の少ないものにします。野菜については、油が多くなってしまう炒め物やサラダよりも、おひたしや煮物、和え物のほうがよいです。動物性食品は肉か魚介類になりますが、肉だとどうしても油を使った料理になりがちなので、刺身や煮魚、焼き魚など魚料理のほうがよいでしょう。

本来は夜食の時間ですから、軽めにしておくことが前提です。翌朝目が覚めたときに、お腹が空いたと感じられるくらいを目標にしましょう。

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