昼食に何が食べたいかは朝食で決まる

朝に何を食べたのかが、昼食や夕食に何を食べるかにつながってきます。脂肪や糖の多い朝食を食べると、昼にも油ものが食べたくなります。
例えば、朝にバターやマーガリンをたっぷりつけたトーストを食べるとお腹にたまらないので、昼にはこってりした油っこいものを欲するのです。一方で朝にご飯を食べている人は、腹もちがよいので、昼にはそれほど油の多くない、しつこくないものを食べます。
こんなふうに、朝食に食べたものによって、昼食のメニューが決まってきます。

昼食で大切なのは、やはり、油だらけの食事を避けることです。その点、朝食にご飯を食べておけば、昼食はあっさりしたもので大丈夫なのです。そして、朝にご飯を食べられる状態にするということは、前日の夜に、遅い時間に食べ過ぎないことにつながります。夜型の生活だとしても、こういった環境をつくっていくことができれば、健康的な食生活の維持が望めます。

会社勤めの人の場合には、昼食に何を食べるか、自分だけで選べない可能性があります。会社の上司や同僚とのつき合いで一緒に食事をするとなると、理想どおりにはいかないからです。
そして、こういったおつき合いの時以外は、昼食には蕎麦(そば)やうどん中心のメニューがよいです。

朝食を抜いていて、けっこうお腹が空いているという人なら、ご飯中心の定食にするのが適当です。

油がしつこすぎないメニューに注意する

昼食を外で食べるという場合には、油がしつこすぎない料理に気をつけたほうがよいです。
例えば、天丼やカツ丼、ラーメンといった料理なら、油がたくさん含まれていて、カロリーの高いメニューであることを自然と意識するでしょう。ですから、こういったメニューをさすがに毎日食べようとは思わないはずです。ところが、女性に人気のワンプレートランチやパスタなどは、見た目ではそれほど油が多いわけではないので、注意がいかないのです。しかも、何人かで楽しくおしゃべりをしながら食べたい人にとっては、デザートやドリンクが付いたランチメニューは最高でしょう。

こうして、自覚のない脂肪と糖の過剰が健康に影響を及ぼします。親しい人とのつき合いも大事ですが、自分だけで選べるときには、油の少ないメニューを選ぶようにしましょう。

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