時間がきたから食べる?

あなたは毎日、三食きちんと食事をとっていますか?
三食きちんと食べなければいけないという話は、現代人の仕事量や運動量などライフスタイルを考えるとなかなか難しいことではないでしょうか。

特に、朝食はしっかりとったほうがよい、などと言われていますが、それほど体を動かすわけでもないのに、夜の10時や11時に食事をしているような生活だと、朝、目が覚めて「お腹がすいたぁ」とはなりません。前の日の夜に食べたものが消化していなくて、朝起きたときには胃がもたれていることもあるでしょう。

食べたくないということは、体がカロリーを欲していないということです。それなら、食べなければいいだけの話です。小さな子供を例にあげると、子供はお腹がすいていなければ決して食べようとはしません。これは、本能に従って行動しているからです。
学校や会社など、社会へ出て集団行動をとらなければならない人たちでは、そうはいきません。昼食の時間はたいてい決められているでしょう。昼の12時になってチャイムが鳴ったら、たとえお腹がすいていなくても、昼の休憩時間が終わるまでに食べなければならないのです。
当然といえば当然ですが、皆が足並みを揃えてきちんと勉強や仕事をするために、食事の時間も一律に決められているのです。

朝食にしても夕食にしてもそうですが、仕事の関係など、個人個人にはそれぞれ事情があるので、理想の時間に食事をとるのは難しいです。三食きちんと食べたほうがいい、といっても無理なことなのです。

時間がない朝はデスク食をとるのもよい

朝食を抜いている、という人もいると思いますが、昼まで何も口にしないのでは空腹になってしまいます。前日の夜の食事が11時だったから、朝起きてもお腹が空いていない。でも、通勤で1時間ほど電車に揺られていたら胃が動いてきて、職場に着く頃にはお腹が空く、というパターンもあるかと思います。

そういう人におすすめなのは、朝食をデスク食にすることです。忙しい朝に、空腹でもないのに無理やりお腹に朝食を詰め込むよりも、食事を持参して、会社のデスクで食べようということです。
重要なのは、食べるもの。何を食べたらよいのかというと、砂糖や油が使われているパン類よりも、おにぎりなどのご飯のほうがよいです。おにぎりぐらいなら家で作って持っていける、という人は作っていけばよいし、無理な人はコンビニなどで買っていけばよいです。

家で朝食を済ませていける人も考え方は同じで、パンよりもご飯中心にしましょう。あとは、味噌汁と納豆や焼き海苔、漬けものくらいで立派な朝食です。

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